
伊豆の地酒について
当店においでのお客様の中には「伊豆の地酒をほしいのですが」と言われる方がよくいらっしゃいますが伊豆の最南端で地酒の販売をしていますと「伊豆は暖かい所ですので蔵元が無いので伊豆の地酒は在りませんよ」(修善寺方面に一場あります)と答えてしまいます、よく旅館や駅の売店などで「伊豆の○○」とか、ご当地の地名をつけたラベルの酒を見かけますがほとんどが他の地域で製造された酒にラベルだけ付けた商品です。
当店はこのような観光ラベルの酒をお客様にはお勧めしていませんし、店主みずから厳選した蔵元様の商品のみの販売に努めています。
店主の一言
当店のホームページは静岡の地酒の素晴らしさを多くの方に知っていただく為、又、県外の小さな蔵でも真剣に酒造りに取り組んでいる蔵元様の商品紹介として開設しました。 特定の銘柄のみを販売する為のページではありません。 ぺージ内に掲載しました静岡の酒は、有名、無名を問わず現在静岡に30数蔵の蔵元様が有りますが当店で取引のある蔵元様の厳選された商品ばかりです、どの銘柄を取っても静岡の酒のレベルの高さを知っていただける酒ばかりで当店にご注文されるお客様を見ましても酒の産地と称される地域の方々からのご注文が多いいのでも頷けます。その時々に合わせ静岡の色々な酒をお飲み戴く事をお勧め致します。
又静岡の 蔵の素晴らしいところは早くから糖類添加を止めるとともに低価格酒にも手を抜かない造りにあります、よって本醸造でも吟醸香のする酒もあります。
■香り高くすっきりした吟醸酒■
日本酒の生産地で静岡県という地域は一種独特の位置を占めている。
酒どころのイメージのない温暖な静岡が?と思われる人も多いだろう。その静岡県が61年には全国新酒鑑評会で出品酒21点のうち金賞10 銀賞7を獲得して入賞率日本一に輝き、業界を騒然とさせた。静岡酵母を使って仕込まれた吟醸酒は香りが高く、酸が低く、まるくすっきり整った従来にないタイプの酒が静岡の酒の特徴です。
常識を覆す一段仕込み (富士高砂酒造にて試験醸造)
平成12年、静岡県は新たな技術で再び日本酒業界を沸かせることになった。 室町時代から連綿と続いた日本酒の三段仕込みの製法を「一段仕込み」にしてしまったからだ。三段というのは、酵母による発酵をスムーズに進めるため、酒母(酵母の培地)と原料の米・麹を3回に分け段階的に増量させながら仕込む方法。そのつど米を蒸し、麹や酒母を造る手間がかかるが、酒造技術者のだれもが疑う余地のない常識とされてきた手法だ。折りしも、新型の静岡酵母の発酵力がやや弱いという課題に取り組んでいた県沼津工業技術センターの河村傳兵衛研究技監は、酵母を培養液で一気に増殖させ、留(三段仕込みの3回目)に仕込んでみたが、最後に一気に入れるなら、最初から仕込みを1回にしてもいいのではないかと気づいた。酵母の培養技術が発達し、必ずしも三段にこだわる必要はないと考えたからだ。富士高砂酒造に46年勤める杜氏の吹上弘芳さんは、今年で2造り目の一段仕込みを前に「なんともいえない魅力がある新型酵母を、モノにしたいと思っていた。一段仕込みは3回の作業が1回になったからといって楽になったわけではなく、その分凝縮された深い技術。造り手としての挑戦しがいがある」と意欲を語る。沼津工業技術センターでは静岡酵母を地ビール醸造に応用したり、醸造用麹の技術を鰹節の乾燥工程に活用するなど、醸造技術を他の発酵食品産業に積極t果敢に応用移転させ、各業界から革命的と話題を呼んでいる。同センターは日本酒の伝統技術と21世紀のバイオベンチャーをつなぐ架け橋となりつつある。 ザ・ベストしずおか抜粋■磯自慢酒造・焼津市■
磯自慢酒造の紹介 ■初亀醸造・岡部町■
緑あふれる南アルプスからの伏流水を仕込み水に、山田錦、五百万石、とどろき早生 などを原料に米に醸される酒。
酒質は全体にスッキリ口あたりの辛口タイプ。麹づくりや搾りには昔ながらの手法 を守ってていねいに造られる吟醸酒は、フルーティな吟醸香とやわらかな口あたりで 高い評価を受けている。純米酒も吟醸タイプで香りがあり芳醇。酒蔵の創業は明治元年。
:現在では静岡県でも中々手にはいらない酒になっている。
■青島酒造・藤枝市■
藤枝市の旧東海道沿いに蔵を構える青島酒造は江戸時代創業の歴史ある蔵元です、昔は「菊水」と書いていましたが全国に「きくすい」と名乗る酒が多くあり現在の「喜久酔」に変えたそうです、酒質の素晴らしさでは定説の蔵だが全国での金賞受賞が少ない、一説には香りが良すぎて付け香と思われ金賞を逃しているとも言われています。
酒の特徴はこの蔵の特徴でもある仕込み水が軟水のものすごく柔らかい水にあります、日本酒度ではしっかりした辛口の数値ですが口に含むと柔らかさが全面に出て数値を忘れてしまいます、辛口の酒が美味しいと言いますが辛口ばかりが美味しい基準ではないのですね、この酒こそが辛口を越え「美味しい酒」の境地に達した酒です。■杉錦酒造・藤枝市■
静岡県の中でも非常に小さな造りで年間500石ほどの製造量ですから人の手も掛けやすく、まさに手造りの逸品です。杉井酒造のある静岡県中部の志太平野は大井川水系の豊かな伏流水と穀倉地帯に恵まれ江戸時代より酒造りの盛んな土地柄でした。現在でも近隣に優れた品質で知られる地酒蔵八社の存在する土地です。杉井酒造は天保十三年(1842年)の創業、初代が豊かな湧き水の出ていた常泉寺という寺の隣地に蔵を建て、明治、大正にかけて「亀川」「杉正宗」昭和初期より「杉錦」のブランドで生産しています。戦前に全国鑑評会に入賞するなど酒質の向上に努め、戦後金魚酒と言われた薄い酒の出回った時代にもしつかりした酒質の酒を出し続けることで地元の信用とブランドを確立した。近年は手作業による米洗、麹造り、搾りにこだわりながら低温発酵貯蔵の近代的設備も導入し、小さな蔵ならではの酒造りを心がけ静岡型の淡麗な酒質の造りを基本にしながらもやや味ののった酒に仕上げています。 ■富士高砂酒造・富士市■ 創業は1830年、遠く江戸時代十一代将軍徳川家斎の天保年間に霊峰富士の麗、現富士宮市の地に於いて、初代山中正吉翁が酒造業を創めた。以来今日まで約170余年、天下泰平を祝福する能の名曲「松の緑」から自醸の酒を「高砂」と名づけた富士山の伏流水と共に独自の味を研鑚し米の味を生かし、やわらかく旨みのあるうまくちの酒が特徴です。
■神沢川酒造・由比町■
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大正元年に創業の蔵元。酒名はこの地元出身の「由比正雪」にちなんだもの。吟醸造りに力を入れており各種鑑評会で入賞の実績をもつ。どの酒も豊かな吟醸香が魅力で辛口の端麗タイプ。 ■大村酒造・島田市■
天保3年(1832)創業以来まろやかな口あたりときれいなあと口で地元に親しまれてきた酒。大井川の渡しが栄えると共に体の冷え切った旅人たちが陸に上がってすぐ飲んだ酒が「若竹鬼ころし」だったそうです、日本酒度プラス9の辛口だが、味わいはまろやかで、さわやかな吟醸香が特徴。全国でも辛口の酒と言えばかならず名前が上がってくる酒で、この蔵の人気銘柄 「おんな泣かせ」は一年に一度しか出荷されない事でつとに有名です。 ■土井酒造場・大東町■ 土井酒造の創業は明治五年。以来四代百ニ十余年の長きわたり、酒造り一筋に打ち込んできた。そもそも土井家は、代々この地の名主。明治維新という一代変革期に、名主の新しい生き方として、この造り酒屋の道を選んだのであろう。そしてこの初代弥一の意志は時を越え、代を越えて見事に受け継がれ、今日に至っている。酒をこよなく知る者は、こう語る。「この酒から、「生真面目に酒づくりに取り組んでいる姿勢が、ひしひしと感じられますね。その深くまろやかな味によく表れています。」心をつくして、いい酒だけを世に問わんとする、頑固なまでに職人気質の土井酒造の心意気が酒の味となって、そう訴えかけるのだろう。静岡県の中でも早くから吟醸造りにチャレンジし全国でも評価の高い吟醸酒を能登杜氏波瀬正吉が心血を注いで仕込む。
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